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電子工作向けの持ち運び用工具箱

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設営や出張修理などで道具や工具を持ち運ぶ必要が出てきたため、いくつかツールケースを試した。入れる道具としては、ハンダ付けのための各種とラジオペンチ、ニッパー、コードストリッパー、ドライバー、テスターなどだ。結果としては、アステージのアルミツールケースがバランスが取れててよかった。
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4点からなるちょうど良さ

写真でも分かるように購入したケースはサイズが2種類あり、小さい方と大きい方がある。最初に小さい方を買ったのだが、サイズと蓋の開き具合が浅めなのが気に入らなかったので試しに大きい方を買ったらちょうど良かった。ちょうど良いというのは4点の良さからなっている。

1. サイズ(入れたいものが全て入って少し余裕があるがリュックにはいる)
2. 見た目(アルミだからパッと見安っぽくなくて傷ついても味になる)
3. 重さ(そこそこ軽い)
4. 値段(2000円程度)

アルミツールケースやアルミケース界隈を見渡すとアステージ以外にアイリスオーヤマトラスコ中山が出しているが、それらと比べてこちらのケースは、サイズが絶妙(同サイズのものはパッと見ない)、留め金が1個(他のメーカはー2個だが少しめんどくさい)、取っ手がシルバーで見た目が良いという点で良い。サイズがやはり最重要で、これ以上大きいとショルダーストラップをつけて単独で持ち運ぶ必要があるのに対し、このサイズだとリュックに入れられるので両手が空いて移動が楽だ。逆にこれより小さいと必要なものが入らない。

Tips

コテ先スポンジは濡れるのでプラケースに入れてアルミケースに入れている。細かい部品や道具などもプラケースに入れると良かった。こちらもアステージのもの。100円ちょいぐらいだった。
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購入先

小さい方は道具とか工具を持ち運ぶ以外に制作物の運搬などに便利に利用している。ハンダ付けのための道具を持ち運ぶ必要がない場合はこちらで充分なサイズで、通常の工作をするときにはこちらの方が便利だ。

Asage アルミツールケース

Asage アルミツールケース

大きい方はこちら。
Asage アルミツールケース

Asage アルミツールケース

僕はアマゾンではなく秋葉原のヒロセテクニカルで購入した。店の外に並んでいるヤツである。ヒロセは収納が充実していて実際に見て買うのにちょうど良かった。ネット通販もある。
電子部品・エレクトロニクス工具の専門店 秋葉原HITEC館

Ultimaker2のコツ

仕事でUltimaker2を使ったので、得たコツをまとめました。
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ビルドプレート

レベルの調整

ビルドプレートのレベル(高さ)調整は大変重要です。最初の方のプリント層がきれいにプリントされるまでレベル調整しましょう。調整結果はレイヤーが重なる板状のもので試すとよいです。

ノリは「シワなしPIT」

Ultimaker2はガラスのビルドプレートで、ノリを付けて使うタイプです。ノリはTOMBOWの「シワなしPIT」使っています。標準で付属していたノリよりもいい気がしています。

掃除には水分を利用

使っていくうちにノリが積層していくのですが、「シワなしPIT」の場合は濡れたペーパータオルできれいに取れました。ヘラでゴリゴリやってた時がアホらしくなる瞬間です。

フィラメント

フィラメントの質もまた重要なのですが、Ultimaker2は3mm径のフィラメントで、日本国内だと標準になりつつある1.75mm径ではありません。BRULÉで販売してる公式フィラメントのほかは、MUTOHのフィラメントを利用しています。特にトラブルもなく、不満はありません。

MUTOH オリジナル3Dプリンタ Value3D MagiX フィラメント 3mm PLA 白

MUTOH オリジナル3Dプリンタ Value3D MagiX フィラメント 3mm PLA 白

失敗したらとりあえずフィラメントの抜き差し

3Dプリンタは基本的に失敗からリカバリーすることばかりです。大体はフィラメントの詰まりが原因で、フィラメントを抜き差しすると良いです。フィラメントの装着が良い状態かどうかは、フィラメントをロードした時にノズルから出るフィラメントの細さが変わったり千切れたりしないか、で判断出来ます。

出力するモデルの壁の肉厚

ABSとPLAにかかわらず大体1mmぐらいがちょうどよいと感じました。厚すぎると(2mm程度など)柔軟性が減り使いづらいです。せっかくなので比較してみました。2mm、1.5mm、1mmの3種類です。モデルはケースとして作ったものを流用していて、四隅に空いている穴は3mm径です。PLAのFlexタイプは2mm厚の方が良いかもというところでした。
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素材に関するコツ

3Dプリントをするとモデルが反ることが多いのですが、全体的にABSは反り、PLAはあまり反らないみたいです。写真は箱型のモデルをプリントしたもので、左がABS、右がPLAです。ABSは底面が曲線を描いてしまっています。
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ABS

反りに関しては、BrimとかRaftをつけたり、ノズルの温度、ビルドプレートの温度を上げるといいみたいです。ビルドプレートの温度に関してはデフォルト90℃で機械的な限界が100℃なので、Ultimaker2ではあまり効果がありませんでした。
ノズルの温度を上げすぎると焼けるので注意が必要です。標準の260℃だと焼けたので256℃にして使っています。

PLA

PLAは素材同士を分離させづらいです。なのでプリントの本体部分と、サポートとして出力した部分を外すのに手間がかかります。全然反らないのでBrimやRaftは無い方がいいです。
ABSよりもビルドプレートから外れにくいので、カッターを間に差し込んで外しています。

Ultimaker2のアップグレード

Ultimaker2という3Dプリンタを会社で使っているのですが、Extrusion Upgrade Kitなるものが出たので購入しアップグレードしてみました。これを装備すると2から2+として販売されているものとほぼ同じになります。日本ではBRULÉが49800円で販売しています。
https://ultimaker.com/en/products/extrusion-upgrade-kit
http://www.brule.co.jp/3d-printers/ultimaker-2-extrusion-kit.shtml
今回のキットではプリントヘッドとフィーダーという重要なパーツを交換します。写真の奥がプリントヘッド、手前の白い箱がフィーダーです。
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フィーダー

Ultimaker2のフィーダーはよく素材のチューブを掴めずに空転することがあり、最も不満の多い部位だったのですが、ギア付きのものに変えられた結果、現在ほとんど不満はありません。
写真で並べてみると、やはり見た目的にもbeforeよりafterの方が作りがしっかりしてますね。
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プリントヘッドとノズル

プリントヘッドも冷却効果がより高いというものに交換です。こちらもたしかにハケや糸引きなどが少なくなりました。写真の左がbefore、右がafterです。パーツ的にはほとんど変わりませんがファンの向きが変わっています。
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また、今回からノズルの太さを変えられるようになり、0.25mm、0.4mm、0.6mm、0.8mmの4種類のノズルが付属しています。Ultimaker2と同じ太さは0.4mmでこちらが標準です。3Dプリンタにはスピードを求めていたので、0.6mmと0.8mmを試してみたのですが、1mm幅の壁がうまく作れず*10.4mmがベストのバランスだなという印象です。0.25mmはまだ試していません。

まとめ

アップグレードには大変満足していて、特にフィーダーのトラブルが無くなったのがすごく良いです。これで5万円は充分に元が取れます。交換時間としては2時間~半日ほどが目安。アップグレード、オススメです。

余談

「+」のシールが付属していて、貼るとUltimaker2+になれます。わーい。あと、先日Ultimaker3が発表されて、オートレベル調整羨ましい……って思いました。
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MUTOH オリジナル3Dプリンタ Value3D MagiX フィラメント 3mm PLA 白

MUTOH オリジナル3Dプリンタ Value3D MagiX フィラメント 3mm PLA 白

*1:ノズルの太さ的に当たり前の話ですね……