数種類の振動を作りたいなら専用の振動ドライバーDRV2605Lがおすすめ

AdafuritのDRV2605LモジュールにLRAアクチュエータを載せた振動で色々試したいなら自分でタイミングと強さを制御するより振動モータードライバのDRV2605Lにある115種類のプリセットから選ぶほうが簡単。I2Cで制御できてアドレスが変えられないものの、I2Cマ…

守破離の守の大事さと開発の進め方

デザインスプリントやった時のスライド漁ってたら見つけたやつです笑

デザインスプリントによる全投影空間におけるアイデア発想コンテンツの開発

デザインスプリントの実践例を共有します。実際にやってみるとき、デザインスプリントの実践的な例があると助かるなぁと思っていたのですが、自分自身が複数回主催して経験も溜まったので書いておきます。 経緯 部屋の全五面(壁と床)に投影する空間であるR…

デザインスプリントをする時の考え方

インターン生向けにデザインスプリントのワークショップした時に、これは外したくない!って思ったワークと、これで身につけてもらえたらなと思ったスキルを書いておきます。学生向けにやった時に考えたことなのですが、UX設計をしたことのないお客さんを巻…

会議のコツ

miso-engine.hatenablog.com 過去にこんな記事書いたんですが、その後インターン生向けにちょっと仕事を教えた時にざっとノウハウをまとめたので共有します。もっと簡単に今すぐできる会議のTipsですね。 議事録の書き方について 新しい情報ほど上にくるほう…

全投影空間のコンテンツ設計Tips

miso-engine.hatenablog.com 先日こちらの記事で紹介したRICOH PRISM。部屋の壁4面と床すべてが投影による画面という空間でのコンテンツ設計は、通常の画面設計とは大きく異なっていました。ここでは覚書としてコツをまとめておきます。VRアプリでのUI設計に…

自販機、記憶の宮殿説

オールドスタイルな自販機は、商品がマトリクスに配置されていて、そこの下のボタンを押すか、番号を押して商品を手に入れる。これって2次元の記憶の宮殿じゃんと気づいただけの話。記憶の宮殿というのは記憶術で、記憶したいことを頭の中で思い浮かべた宮殿…

三年ほどRICOH PRISMというシステムを作ってました

社でのプロジェクトの表記が2020になっていたのでどうやら3年間やってたプロジェクトのようなのですが、RICOHさんのPRISMというシステムを作ってました。個人的には仕事史上最長のプロジェクト。何やったか、まとめてみました。www.prism.ricoh PRISM 『BRAIN…

かんたんな図を描いて仕事を進める

最近技術的なアドバイスをするシーンが増えていて「図にしてみましょうか」ってよく言っています。また、プロジェクトが複雑化したときにも図で整理をします。この文脈で使う図は、作ろうとしているシステム全体を把握する概念的な図です。世間的にはポンチ…

オリエンタルモーターの電動スライダEASシリーズをArduinoから動かす

オリエンタルモーターの電動スライダEASシリーズの動作電動スライダは、こちらの動画のような1軸の直線上に動く装置です。今回使ったのはオリエンタルモーター社のEAS4RNX-E040-ARAKD-1です。オリエンタルモーターは値段も書いてあるし取説もすぐダウンロ…

ArduinoでSDカードからカンマ区切りのデータを読み出してパースする

csv形式でコマンドを書いてそれをArduinoでパースしたのでコードを共有します。パース部分はこちら(カンマ区切りのデータをarduinoのシリアルで受け取り配列に入れたい - Qiita)の記事を参考にParseElements関数に切り出しました。呼び出し側のReadCommnad…

2020年のミーティングベストプラクティス

仕事でミーティングを主催するようになって、かつて自分が感じたミーティングに対する不満をすべて解決しようと試行錯誤してきた。昔作ったミーティングへの不満を箇条書きしたものが出てきたのでアップしておく。笑ってしまう勢いがある。 アジェンダがない…

AppleScriptでディスプレイ検出

※ 2014/12/09にQiitaに投稿した記事です。現在そのまま使えるかは不明です。 前提 Macって外部ディスプレイを接続しているのに認識しないことよくありますよね。そんな時はシステム環境設定でoptionを押すと「ディスプレイを検出」ボタンが出てきて、それを…

個人的な技術マネジメントの話

乙女電芸部、初めての展覧会『乙女電芸部と札幌の冬を考えよう!展』 が札幌の札幌文化芸術交流センターというところで開催(1/8-2/11)しています。www.facebook.com札幌の中高生と組んで作品を作り上げたのですが、4つのチームで5つの作品があり、1チーム2…

いつの間にかハラスメントされてきたので予防するようになりました

こんにちは。僕は31歳の男性なのですが、高い声、童顔な顔を持って生まれ、多くの下請けの仕事をした結果、ハラスメントされ放題*1な20代を送ってきました。ハラスメントの多い仕事をした後は1ヶ月ぐらい寝込んでたりしてたんですが、よくよく考えたらこれっ…

ギガが減る時代なので画像・動画のデータを減らす

スマホの画像・動画をシェアするのは当たり前な時代ですが、どうもSlackと合わせる*1とデカすぎるデータを共有することになってしまい、イマイチなことが多いので、シェアする前にちょいっと編集してデータを減らしてあげると、ビジネスのスピードが上がるか…

UnityからWindows10のタッチキーボードを呼び出す

Windows10のTouchKeyboardOn Screen Keyboard (PC and Console) best practices - Unity Answers上記記事のコードをコピペして呼び出すと出てくる。Windows10にはTouchKeyboardとOn-Screen-Keyboardの2種類のスクリーンキーボードがあるが、試したところOSK…

Mac上のPython -> Unityでのローカルの映像転送にメモリマップトファイルを利用する

Macで映像転送と言えばSyphonですが、PythonでSyphonできないぽかったのでメモリマップトファイルを利用して実装しました。メモリマップトファイルはメモリを映像のような大量のデータだとソケット通信とかでは速度が間に合わないので、これ一択ぽいです。メ…

Intel RealSense D400シリーズを赤外線カメラとして使う

intel RealSense™ Depth Camera D435出版社/メーカー: インテル発売日: 2018/01/18メディア: Personal Computersこの商品を含むブログを見るFUJIFILM 光吸収・赤外線透過フィルター(IRフィルター) 単品 フイルター IR 76 7.5X 1出版社/メーカー: 富士フイル…

micro:bitのmbedでカスタムのMicrobitEventを実装する

micro:bitのmbed、MicrobitEventなるものでメッセージをオブジェクト間で送り合うように設計されている。例えば、ボタンが押された時のコールバック、シリアル通信が来た時のコールバック、センサーの値が一定以上になった時のコールバックなどなど。そうす…

micro:bitのBluetoothペアリングモードに入る方法

公式の方法はABボタンを同時押ししながらリセットボタン。しかし実際の実装は「起動時にABボタンを一定時間同時押しされている」と入るようになっている。リセットボタンは必須ではないので、電池の出し入れやその他電源供給側のスイッチ等で電源のオンオフ…

Adafruitで売っているNFCタグの反応距離まとめ

RFID / NFC : Adafruit Adafruit、いくつかNFCタグを売っていて、それぞれのサイズは分かるんだけど反応距離が分からないのでまとめた。リーダーはAdafruitの"PN532 NFC/RFID controller breakout board - v1.6"。USBシリアル変換を刺したらPCからnfcpyで直…

Mac <-> micro:bitをBLEによるUARTで通信する

今回、Macとmicro:bit(mbed)のBLEによるUART通信を試みたので、記録に残しとく。Mac側はPython。 www.youtube.com micro:bit側 公式のドキュメント https://lancaster-university.github.io/microbit-docs/ble/uart-service/ MicroBitUARTServiceのクラス…

oscpyの使い方

GitHub - kivy/oscpy: An efficient OSC implementation compatible with python2.7 and 3.5+ Python2.7でもちゃんと使えてまだコードが読めるレベルのOSCライブラリを探したら、記事執筆時点ではoscpyぐらい。ただ、githubのREADMEが間違ってたので、使い方…

『Rotary Objects』

はじめに カメラ付きの携帯電話が普及しきった今、出先でなにかが起きた時、写真を撮るのは当たり前の行為となりました。その結果、人々は2つの目を持ったといえます。自分自身の目と機械の目です。普段は機械側が人間の目による見た目に近づけているため、…

天井への金具設置メモ

会社に屋内測位システムQuuppa*1を導入した。Quuppaは電波を発信するロケーターを天井に取り付ける必要があり、そのための工事をした。この記事は、天井への機械の吊り下げを行うための金具を設置するためのメモである。 設置後の様子 天井に設置した機械と…

macOSでのopenFrameworksのIDEはQt Creatorが良かった

openFrameworksもv0.10.0がリリースされたことだしと思い、oFを書く時のmacOSのIDEを調査&比較してみた。結果はQt Creatorがコード補完の精度と速度、アドオンの扱いやすさの点でベストだと思う。比較したIDEは以下の3つ。 Xcode 9.3.1 Visual Studio Code …

座標をメッシュワープする時の考え方

先日openFramworksでテクスチャのメッシュワープのような形で座標のメッシュワープをすることになったのだが、メッシュワープはメッシュの四角形それぞれの透視変換の集合ではない、という落とし穴にハマった。てっきりそう思ってたので透視変換行列を計算し…

GLSLで座標から角度を取得するためのatan2と角度のラップ

座標から角度を求めるatan2 フラグメントシェーダーを使っててある場所とある場所の角度を求めたい時がある。今回はGLSLなんだけど、atanを使えばいいのかな?と思ってやってみると円の反対側も同じ値が返ってきてしまうので微妙に使えない。C言語系統でいう…

openFrameworksでマルチモニタの時に、ofSetFullscreen()を使わずに全画面化する

OSはWindows10で、画面配置はこんな感じ。左の画面はオペレーション用にoFの画面を表示せず、右の2つの表示用画面(720P x 2 = 1280 x 1440)にまたがってフルスクリーンにしたかったのです。main.cppでofGLFWWindowSettingsを使ってウィンドウのサイズと場…