2012年上半期については以前書いたので、それ以降から現在までを主に会社別で書きます。2012年上半期の記事はこちらから。
2012年度上半期まとめ - miso-engine
heathorw
heathrow, Inc.
現在はFavricaというアプリを開発しているheathrow社に2012年の夏ぐらいから働き始めて、今に至っています。heathrow社は主にファッションのサービスを作っていて、色々な切り口を提案して今はFavricaというサービスになっています。最初はサーバー側のRuby on Railsとクライアント側をjQuery Mobileで始め、途中からはiOSクライアントの開発に専念するようになりました。
基本的には担当するアプリのほぼ全てを僕が書いています。
iOSアプリ
受託
小売業者さんのアプリをひとつ担当しました。いわゆるO2Oってやつですね。
atShopNow
heathorw社、最初の自社開発サービスでした。これはjQuery Mobile版とネイティブ版がありまして、どちらもやっています。店舗側のアプリがあって、店舗が投稿する写真を、一般ユーザー向けのアプリで閲覧できるというスタイルです。
Here
atShopNowの反省を活かして投入した第2弾の自社サービスです。地域という切り口で店舗のブログをまとめ読み出来るというものでした。こちらは開発のスピードを重視し、コアの機能だけを投入してユーザーの反応を見極めるという作り方をしました。
使っているライブラリをまとめた記事がこちらです。
街のカタログアプリ「Here」で利用しているiOSライブラリのまとめ
Favrica
Favrica|好きなファッションブランドの最新情報をまとめ読み
atShopNowとHereの反省を活かした第3弾です。Hereではすごく使ってくれるユーザーはいるんですが、普通の人は地域という切り口ではあまりファッションについて考えず、ブランド単位で考えるのでは?ということで、Favricaではブランド毎にブログやECの新着アイテムがまとめて読めるサービスになりました。
Favircaまでに溜まったiOSに関するノウハウを書いたのがこちらの記事です。
iOSノウハウ集(2014年版) - Qiita
Qosmo
Qosmo
大学を出て最初に仕事を貰ったのがQosmo社です。引き続き各種お仕事をしていました。
mico by neurowear
"mico" first demo with Julie Watai - YouTube
mico by neurowear
necomimiを作ったneurowearが作るヘッドフォン、micoの制作に関わりました。micoは脳波をセンシング・解析し、その時の気分に応じた音楽を鳴らしてくれるヘッドフォンです。micoの動作状況に応じて側面のマトリクスLEDにアニメーションが出るのですが、そのマトリクスLEDの制御プログラムとアニメーションの一部を制作しています。この仕事で初めてスタックオーバーフローを起こしました。
画像は下記リンク先より引用。
http://neurowear.tumblr.com/post/44289730681/the-assembly
Smartphone Case N
Smartphone Case N - YouTube
N MALL | Honda
Smartphone Case N はホンダの出した世界初のエアバッグスマートフォンケースです。こちらの実装を担当しました。落下の検出をする制御部分とエアバッグへのボンベからの弁を開放をする部分(ソレノイドバルブと圧縮されたCO2のボンベ)の部品の選定・実装を担当しています。ボンベからの空気を開放するために色々な装置を検証したのですが、その度に圧縮された空気を浴びそうになって冷凍されかけました。
アニメーションGIFは下記リンク先より引用。
http://yutoyuto.tumblr.com/post/69052206335/honda-made-the-worlds-first-smartphone-case-with
plaplax
お口の中の遊園地
おくちの中の遊園地「浅漬けの素」 - エバラ食品
おくちの中の遊園地 | 2014 | 受賞作品 | コードアワード
TagCandyという「あめ」に食感を加えるVRデバイスを学部時代に作ったのですが、それの広告への応用をしませんか?ということで、浅漬を食べるときに音と振動と映像で楽しませる「お口の中の遊園地」というプロジェクトのお手伝いをしました。東京ミッドタウンと八景島シーパラダイスでの設営・調整とオペレーターをしておりました。
コードアワード2014のグランプリとのこと。おめでとうございます。
杵村史郎氏
ふりかえる
杵村史朗 | 道後オンセナート2014
道後オンセナートというイベントが、愛媛県松山市の道後温泉で開かれていまして、道後温泉本館で行われている杵村史郎さんの「ふりかえる」という作品のインタラクティブプロジェクションマッピング部分を、矢島佳澄氏とともに担当しました。
作品自体の説明はリンク先参照です。システム的に説明すると、ある座布団に座るとアニメーションが背中に投影されるというものです。背中の大きさに合わせて投影され、ある程度動いてもちゃんと投影が背中についてくるようになっています。
画像は上記リンク先より引用。
乙女電芸部
乙女電芸部 blog
息の長い活動になってきた乙女電芸部。やってきたイベントすべてを紹介はしないで、ざっと今までの活動を振り返ると、ある特定の難しいことを教えるのではなく、単純だけどすごくバリエーションが出るところに注力するようになりました。最初のワークショップでは彼氏の視線で揺れるピアスという技術的にも難易度の高いものを制作したのですが、今ではレジンでオリジナルLEDを作るワークショップなどのすぐに終わるワークショップもやるようになりました。
テクノ手芸部によって生まれた「テクノ手芸」という言葉によって興味を持つ人が増えてるのですが、やはり電気を使うのは難しいと思われがちです。なので、電気は使うけどただ電池をLEDに挟むだけ、あとはLEDをデコってオリジナリティを出そう!というようにハードルを下げることでもっと気軽に電子工作に入って欲しい。そんな思いがあって、徐々にワークショップや作品もその方向に変わってきました。
もちろん乙女電芸部として作品を作るときにはまったく難易度とか考えずに、色々なものに挑戦しています。これは正確には乙女電芸部のやっていることではないのですが、部長の矢島さんとRubyアイドル池澤あやかさんによるこの連載ではGPSモジュールというやたら難しそうなものを扱っていたりします。
DMM.make - ポケットがなくっちゃ「胸ポケットに“高尾山メーター”をつける?」(1)
まとめ
とりあえず書けるところまで書いたんですが、実はまだあるので追記していこうと思います。