ofxArtNetを利用してENTTEC STORM24でDMXに対応した照明器具を光らせる

ずいぶん昔の話なのだが表題の件を仕事でしたのでメモ。ENTTEC STORM24というDMXコントローラをopenFrameworksから利用して照明を光らせた。照明器具の方はマニュアルなかったので謎の照明。
完成した時のVineがこれ。2個めのVineは照明器具のピン配置を確かめるために皮膜を剥いでテストリードで接続して出来た時のやつ。

DMXの仕様

今回のキモとなるのは通信の規格で、DMXという。DMXは調光用の規格で、正確にはDMX512-Aになる。

DMXで使うコネクタの種類

XLR

キャノン社が開発したコネクタで、そのままキャノンコネクタとも。。極数はWikipedia英語版を見ると3から7まであるそうな。DMXではXLRの5ピンのみが正しいコネクタだそうですが、3ピンを利用する製品もあるのがアレ。
ピン配置はこう。+と-が反対のバージョンもあるとのこと。なんでや……。
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RJ-45

イーサネットに使われているコネクタ。STROM24ではこれがメインになる。ピン配置は標準化されておらず機器によって異なるから要注意。

Art-Net

Art-NetはDMX512-AをUDP上で動かすプロトコル。STORM24はofxArtnetで動かせた。PCとSTORM24は同じネットワーク上にある状態。oFのバージョンは0.8.0。
hiroyuki/ofxArtnet · GitHub