AppleScriptでディスプレイ検出

※ 2014/12/09にQiitaに投稿した記事です。現在そのまま使えるかは不明です。

前提

Macって外部ディスプレイを接続しているのに認識しないことよくありますよね。そんな時はシステム環境設定でoptionを押すと「ディスプレイを検出」ボタンが出てきて、それを押すと認識されるということがしばしばあります。この「ディスプレイを検出」をスクリプトから実行するのが今回紹介するAppleScriptです。

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optionを押すと、画面の右下に「ディスプレイを検出」ボタンが出現しますが、これをGUI操作のスクリプトで押してやります。

スクリプト

delayを挟んで3つのブロックがありますが、最後はシステム環境設定のウィンドウを閉じるパートなので、お好みで削除してください。

tell application "System Preferences"
    activate
    reveal pane "com.apple.preference.displays"
end tell

delay 0.5

tell application "System Events"
    tell process "System Preferences"
        try
            key down option
            delay 0.2
            click button "Detect Displays" of window 1
            delay 0.2
            key up option
        on error
            key up option
        end try
    end tell
end tell

delay 0.5

tell application "System Preferences"
    activate
    close window 1
end tell

個人的な技術マネジメントの話

乙女電芸部、初めての展覧会『乙女電芸部と札幌の冬を考えよう!展』 が札幌の札幌文化芸術交流センターというところで開催(1/8-2/11)しています。

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札幌の中高生と組んで作品を作り上げたのですが、4つのチームで5つの作品があり、1チーム2作品(『パルマフラー』というヒーターが内蔵されたマフラー)を僕の担当として技術部分を見ていました。僕の担当パートは比較的早く終わったので、他チーム・作品のお手伝いもしたのですが、最近自分がやっているマネジメントに近かったので、ちょっとその辺りの技術マネジメント的な話をまとめておきます。

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パルマフラーの制作風景

CTO?テックリード?技術顧問?スクラムマスター?

肩書はともかくとして、大雑把に技術的に頼りがいがあるポジションとして乙電やその他の仕事で存在しています。全体を見渡して、ちょっと詰まってそうな人がいたらその人のところに話を聞きにいってました。これはこちらから行くこともあるし、本人から来て欲しいと言われることもあります。定例のミーティングで聞くスクラム的なやり方もするし、トイレ行くついでに聞きにいったりと色々です。

「話を聞く」の具体的な中身ですが、1on1といよりはペアプロもしくはテディベアプログラミングで、大体本人に話させると5割は解決します。残り5割の時は

  • 一緒にコードを見る
  • タスクの優先順位の整理
  • こちらが巻き取ってその人には別作業

という感じですね。

必要スキル

正直にいって難しいことをしていないつもりなのですが、かといってこれが5年前の自分に出来たかというと絶対に出来ないんです。リストにしてみると下記能力が必要。

  • メンバーからの信頼
  • タスクを見積もれる能力
  • 全体を見渡す視野
  • プロジェクトを完遂させることが出来るという自信

この中で最も重要なのは「メンバーからの信頼」で、この人に相談したら良いことがある、怒られないという雰囲気が作れたら勝ちですね。エンジニアとしては、あんまり技術そのものにこだわりがなく、マネジメントで解決するならそれでいいじゃんて方なので、こういうポジション向いてたっぽいです。

現状見えてないこと

自分自身のタスクの技術的見積もりはかなりの精度*1で出来るのですが、他の人のタスクでの見積もりが難しい状況があります。一応難しそうな時はどう?って聞いて気にしているよってシグナルは出しているのですが、それが功を奏さず、結局難しい状態のままってことが多いです。特にハードの案件だと「出来ているように見えるけど、実際は出来ていない状態」がままあって、これがスケジュール上で地雷になります。

これに関してはペアプロやモブプロがベストプラクティスだと思うのですが、リモートだとなかなかしづらいです。特に乙電のようなプロジェクトがアドホックすぎる上に固定の拠点もない場合では。もしかしたらいわゆる「作業イプ」をやるといいかもしれません。

もう一つのソリューションはレビューの改善です。レビューは「出来ているように見えるけど、実際は出来ていない状態」をあぶり出してくれるのですが、だいたいもっと早く見つけたかった!てことが多いことを踏まえると、早めのレビューを組み込みたいです。早めのレビューをする場合、全体の枠を作ってから肉付けしていく仕事のやり方を強制することになるので、丁寧な取り扱いが必要なのがネックですね。

*1:もちろん相対的な見積もりです

いつの間にかハラスメントされてきたので予防するようになりました

こんにちは。僕は31歳の男性なのですが、高い声、童顔な顔を持って生まれ、多くの下請けの仕事をした結果、ハラスメントされ放題*1な20代を送ってきました。ハラスメントの多い仕事をした後は1ヶ月ぐらい寝込んでたりしてたんですが、よくよく考えたらこれってヤバいなと思い、対策をし始めて整理してみたところ、ハラスメントの構造と予防方法が分かったのでまとめました。

ハラスメントの構造

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ハラスメントはそのものがグレーゾーン
まず、ハラスメント自体がグラデーション構造をしてます。犯罪以前の段階に当たるので。プライベートにおいては、このグラデーションの中でセーフを増やしていくのが仲良くなる、という暗黙の社会の了解が存在しており、上司や先輩、クライアントが、仕事の中の権力関係でセーフが増えているのを勘違いし、仕事の上でアウトなハラスメントをするようになるという流れがあります。で、やられる方は、前はあれをOKにしていたからこれはハラスメントなの?と悩んでしまい、告発しにくくなり、エスカレートするスパイラル構造があります。最悪ですね。

ハラスメントの予防方法

釘刺して先手を打つ

グレーゾーンからの「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」に対抗するのは、先手を打った釘刺しが一番です。最近よくあるのが「セクハラとか厳しくなって、飲み会で部下となにを話せばいいか分からない」的な枕から入ってきて、相手に「私は大丈夫ですよ〜」と言わせる流れを期待してくるやつです。ここでは「天気の話とかしてりゃいいんじゃないですか?」と答えておいて、グレーゾーンはダメ感を出すと相手の出鼻をくじけます。

場所や状況にもよりますが、自分以外の相手にハラスメントしているのを見たら、「ハラスメントでは?」と軽く言っておくのも良いです。ハラスメント告発自体は、被害者自身がする必要があるので、ハラスメントが出来る雰囲気が醸成しないようにしておきます。

告発の制度を知っておく

ハラスメント相談室等の制度を予め把握します。僕はほとんど社員のいない企業で働いており、ハラスメントは社内ではなく社外の人にされるのですが、その場合相手の会社のハラスメント相談室等を確認します。ちょっとハラスメントぽい発言だなと思ったら「御社のハラスメント相談室に相談しようかな」とか言っておいて釘を刺すのにも使えます。これは冗談的にも本気的にも使えます。相手に、こいつにハラスメントすると対抗してくるのか?という意識を埋め込むことでハラスメントを予防出来る寸法です。

スリーアウト制を採用する

これは明確なハラスメントだと思ったら「次回それをしたら御社のハラスメント相談室に告発します」と伝えます。ワンアウトですね。もちろんワンアウトで告発しても良いのですが、リソース割かれるので僕はスルーしてます。今までは、これを伝えるとハラスメントが無くなったので、ここからは想定にしかならないのですが、2回目やられたら相手と会う時に録音をしはじめ、3回目で録音素材を元に告発の予定です。

誰でも加害者になる可能性がある

構造と予防方法を見てきましたが、構造で説明した通り、ハラスメントというのは世の中のコミュニケーションそのものに本質的に組み込まれている状態ですから、多くの加害者が計画してするわけではないというのがポイントです。なんとなくしやすい相手、しても反発を受けない大人しそうな相手*2を狙っている感じはありますが、それも多くが無意識でしょう。被害もいつの間にかなら、加害もいつの間にか、なのです。特に先輩、後輩の関係性はこの構造と極めて親和性が高い。よって僕も過去に主に後輩にあたる人々に対して加害していたのでは?という疑念があります。この視点を忘れずに、被害のみならず自分自身の加害も防ぎたい。

Q. この予防方法、結局シャネル着て、出来るOL風メイクにするのと変わらないじゃん

A. 僕は男性なのでひげを生やしたら?とかの提案されるんですが、それをするのも癪なので、行動で防いでます。どんな格好をしていようがハラスメントを受けない権利は本来基本的人権の範疇ですが、社会がそれを守ってくれないのは悲しいですね。

特別に危険な相手「広告代理店の営業」

コミュニケーション長者みたいな人は割とハラスメント加害者になりがちなところがあるようで、僕が受けたハラスメント被害の加害者属性として、広告代理店の営業は半数を占めており、広告制作の仕事を多く受けてきたとはいえ、全体の仕事量の中でこれは多すぎるので、さすがに注意喚起しておきます。彼らからされたことは色々ありますが「オカマですか?」とか「彼氏いる?」とか「〇〇さん(男性)好きなんでしょ?」などが記憶に残っています。

「電通はまつられた」社内ジョークに絶望、広告代理店社員が見た変われない業界 - 弁護士ドットコム

こちらの記事を読んでも、今後も変わらなさそうで残念です。今後、広告関係の仕事は信頼できる顧客であることを確認出来ない限り受けないと思います。

おわりに

このような話をすると大体の女性はすぐに分かってくれるのですが、ハラスメントをしない男性にも全く伝わらないことが分かったので、ちゃんと記事に起こしてみました。2019年中に書けてよかったです。20年代はこういう話しないで生きられると嬉しいです。では、良いお年を。

*1:パワハラ、セクハラ両方とも。個人的には両ハラスメントは同じ構造と考えているのでまとめました

*2:記事冒頭に僕自身の属性を書いたのはそのためです