僕は乙女電芸部という部活のメンバーなのですが、去年「LEDピカピカアクセをつくろう」ワークショップというものを開きました。その反省点と気付きをTwitterで呟いたのを今更ながらブログにまとめました。テクノ手芸のワークショップを開く人の参考になればと思います。
今回開いたワークショップに
「LEDピカピカアクセをつくろう」ワークショップですが、こちらの乙女電芸部ブログで詳しく報告しています。
乙女電芸部 blog: 11/16「LEDピカピカアクセをつくろう」ワークショップのご報告
まずフェルトで自分の好きな形を作り、次にLEDを光らすための電子部品をはんだ付けして光る部分を作り、それをフェルトの裏側に貼り付け、最後にハトメをフェルトにつけてアクセサリーにするという流れです。
事前に用意した作例がこちらで、
お子さんたちが実際に作ったのはこれです。
総評
全体的には講師としてはたいへん満足だった。目標である、お子さんに楽しんでモノづくりをしてもらうを達成出来たようだったので。それプラス裏目的のハンダ付けを全員にやってもらう事もできた。
反省点
1. 工具
工具が少し足りなかった。なるべく人数分。常設の教室じゃない限りは持ってきてもらうぐらいがいいかも。マスキングテープとクリップは豊富に用意しておきたい。
2. スタッフ間のスキルの差
ハトメを開ける作業を講師側がしていたのだけど、僕はそれが講師だけど出来なかったのは良くなかった。途中から出来るようになったけど事前に教わっとくべき。スタッフ全員のスキルを統一しとくとWS中に混乱しない。
3. スライド
スライドの出来は良かったのだけど、実際にはあんまり使わず印刷したものがちょっと多くて邪魔だった。スライドの枚数自体を減らす。あと、親御さんが作り方を確認していたいので、作り方の大まかな流れが一枚になったスライドを作ると良い。レシピ本的な。
4. パーツ
ちゃんと分けて箱、ケースにいれる。バラバラになるので。こちらから渡すよりも取ってもらうほうが恐らく良いが人数による。
気付いた点
1. 教え方
なるべく子供にやらせるをモットーにしていたのだが、やってみせるのは本人のパーツじゃないものにするとよい。事前にこのことをスタッフで共有して、具体的にどこまで手を出さないかを確認しとくとよい。
2. 見本
見本を用意するときはテクニックが詰め込まれすぎてないものにすること。あんまり魅力的すぎてもダメである。また見本を作っていく工程ごとの写真、もしくは実物を用意すると作業が分かりやすいと思う
おまけ
ワークショップのことについて書いていたら、煮込んでいた鍋焼きうどんが煮詰まってドロドロになってしまった。これはこれで悪くないものの味がちょっと濃い……
— 川鍋徹 (@kawanabetoru) 2013, 11月 16